データベース(MDBファイル)関連:ADOでSQL文を使いデータを追加する

VB2008でAccessのMDBファイルにデータを追加する実行例サンプルです。

データベース(MDBファイル)関連へ



追加するSQL文は下記のようになります。
INSERT INTO 追加テーブル名 (追加フィールド名) VALUES (追加する値)

複数のフィールドを追加する場合、フィールドと値をコンマで区切ります。
INSERT INTO 追加テーブル名 (追加フィールド名1,追加フィールド名2) VALUES (追加する値1,追加する値2)

日付を追加する場合は、日付を#(シャープ)で囲みます。
INSERT INTO 追加先テーブル名 (日付型のフィールド名) VALUES (#追加する日付#)

文字を追加する場合は、文字列を'(単引用符)で囲みます。
INSERT INTO 追加テーブル名 (テキスト型のフィールド名) VALUES ('追加する文字列')

■ 実行前の設定
メニューの「 プロジェクト 」-「 参照の設定 」の「 COM 」タブで、Microsoft ActiveX Data Object 2.8 Library を追加します。
コンポーネントを追加します

■実行画面
「データの追加」ボタンで実行します。
データの追加フォーム

■追加されたテーブルデータ
Accessでテーブル開いた画面です。
Field1とField2は文字列型、Field3は長整数型です。
データが追加されているのが分かります。
Accessテーブル画面

■実行コード

Public Class Form1

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
'データベースファイル名
Dim sfina As String = "C:\sample1.mdb"
Dim CN As New ADODB.Connection
CN.ConnectionString = "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;Data Source=" & sfina

CN.Open()
'データの追加
CN.Execute("INSERT INTO table1(Field1,Field2,Field3) VALUES ('データ1','データ2',123)")

CN.Close()

End Sub
End Class


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