ファイルを開く場合のエラー処理

VB2008での、ファイルを開く場合に発生するエラー処理の説明と使用例サンプルです。

エラー処理へ



ファイルを開く場合、ファイルが存在しない場合等の例外処理が必ず必要になります。

ここでは、Try...Catchを使って、実行中に発生する全てのエラーをキャッチする方法と、ファイルが存在しない場合のエラーをキャッチする2つの方法を掲載します。

■ 実行画面
「ファイルを開く - 1」 全てのエラーをとらえます
「ファイルを開く - 2」 ファイルが存在しない場合のエラーをとらえます
ファイルを開くソフト

全てのエラーをとらえた場合のメッセージ
ファイルが見つかりませんでしたのエラーメッセージ

ファイルが存在しない場合のエラーをとらえた場合のメッセージ
ファイルが存在しませんのエラーメッセージ

■ 実行コード
Public Class Form1

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
Dim sR As System.IO.StreamReader

Try
'ファイルを開く
sR = System.IO.File.OpenText("C:\FileTest.xtxt")

'例外をキャッチ
Catch ex As Exception
'例外が発生した場合の処理
MessageBox.Show("エラー" & vbNewLine & Err.Description)
Exit Sub
End Try

sR.Close()
End Sub

Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
Dim sR As System.IO.StreamReader

Try
'ファイルを開く
sR = System.IO.File.OpenText("C:\FileTest.xtxt")

'ファイルが存在しない場合の例外をキャッチ
Catch ex As IO.FileNotFoundException
'例外が発生した場合の処理
MessageBox.Show("エラー: ファイルが存在しません")
Exit Sub
End Try

sR.Close()
End Sub
End Class


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