Excelの操作:Excelを起動し、XLSファイルを開く(Process メンバ)

VB2008からExcelを操作する説明と実行例サンプルです。

Excelの操作へ



■実行画面
「Excel起動〜終了まで待つ」ボタンをクリックすると、Excelを起動しファイルを開き、Excelが終了するまで待ちます。
「Excel起動〜終了まで待たない」ボタンは、Excelが終了するまで待ちません。
起動フォーム

実行はProcessを使用しています。
実行手順は
1)StartInfo.FileName にExcel.exeを指定
2)StartInfo.Arguments にファイル名を指定
3)Start() 起動します
4)WaitForExit() 終了するまで待ちます
5)Close()、Dispose() 終了処理を行います

■実行コード

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
'ローカル システム プロセスの起動と中断ができるようにします
Dim p As New Process

'エクセルを指定
p.StartInfo.FileName = "excel.exe"
'エクセルファイル名
p.StartInfo.Arguments = "C:\test.xls"
'起動する
p.Start()
'指定した時間が経過するかプロセスが終了するまで現在のスレッドの実行をブロックする
p.WaitForExit()
'終了処理
p.Close()
p.Dispose()
End Sub

Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
'ローカル システム プロセスの起動と中断ができるようにします
Dim p As New Process

'エクセルを指定
p.StartInfo.FileName = "excel.exe"
'エクセルファイル名
p.StartInfo.Arguments = "C:\test.xls"
'起動する
p.Start()
'終了処理
p.Close()
p.Dispose()
End Sub


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