デジタルマルチメータ WindowsCE「DMM」操作説明

デジタルマルチメータからRS232Cで、測定データを取り込むソフトです。

WindowCEソフトへ

■WindowsCE マルチメータデータ取り込み(RS232C)ソフト

DMM取り込み画面

DMM取り込み一覧画面

集計画面

測定間隔等の設定画面

■注意■
このソフトは3年ほど前に作成したソフトです。
現在、その当時の作成環境や動作確認機種など一切ありません。
又、現在のWindowsCE機器や三和電気計器マルチメータで動作するかどうかも分かりません。
従いましてこのソフトに関するサポートは一切できません。
内容に関するご質問等にもお答えすることはできません。
バグなどにも対応できません。
下記の「インストール方法」なども作成当時の方法ですので、現在は通用しないかもしれません。
ご了承ください。

有償になりますがソースファイルもありますので、 現在の機器にカスタマイズしたい方などご利用ください。

■特徴
・データはCSVファイルに保存可能(パソコンのEXCELで利用できます)
・収集間隔を設定可能
・一覧表示、集計(MIN,MAX,平均)

■動作確認機種
・SH3版
 使用可能機種: CPUがSH3のPocketPC
 動作確認機種: HP Jornada548

・ARM版
 使用可能機種: CPUがARMのPocketPC
 動作確認機種: COMPAQ iPAQ H3630

・マルチメータ
 機種: 三和電気計器 PCシリーズ
 動作確認マルチメータ:PC10

■収集可能なモード
・DCV,ACV,DCA,ACA,DmA,AmA,Ω、導通、ダイオード  

■ファイル内容
1.readme.txt
2.SH3版 SanDmmS.exe
3.ARM版 SanDmmA.exe
4.説明.html(このファイル)
5.imageフォルダ(説明.html用イメージ)

■インストール方法
1)「スタート」-「ファイル名を指定して実行」でダウンロードされたdmm.exeを指定しOKをクリックしてください。
 これで解凍できます。
2)パソコンとPocketPCを接続し、ActiveSyncが動作可能な状態にしてください。
3)PocketPCの「Windows」内の「スタート メニュー」フォルダーに解凍したSanDmm_.exeを転送してください。
 パソコンのエクスプローラーからActiveSyncのエクスプローラーへドラッグ&ドロップで転送できます。

 PocketPCのCPUがSH3の場合は、sh3\SanDmmS.exeを転送します。
 PocketPCのCPUがARMの場合は、ARM\SanDmmA.exeを転送します。

■アンインストール方法
転送したSanDmm_.exeと実行時作成されるSandmmEnv.Defファイルを削除します。
「My Documents」内の「DmmData」フォルダーを削除します。

■PocketPCとマルチメータの接続
・PocketPCはRS232C対応の機種純正専用ケーブル、もしくはクレードルが必要です。
・マルチメータは別売の「光リンクRS232C PC接続ケーブル」が必要です。
・ケーブル同士を接続するコネクタが必要です。
  接続は下記です。

  Dsub 9Pオス   Dsub 9Pオス
  CD 1 ---------- 1
  RXD 2 ---------- 3
  TXD 3 ---------- 2
  DTR 4 ---------- 6
  GND 5 ---------- 5
  DSR 6 ---------- 4
  RTS 7 ---------- 8
  CTS 8 ---------- 7
  RI 9 ---------- 9

■操作方法
1)測定環境の設定
  「設定」をタップしてください。

   ・測定間隔 0〜60秒に設定できます。
(0の場合、時間待ちを行いません。約0.5Sec)
   ・測定時ブザー 1回の測定毎にブザーを鳴らします。
   ・ファイル保存 CSVファイルに保存します。 
ファイルはファイル名を変更しないと追加されていきます。

2)測定の開始
  「開始」をタップします。
   ・上、下ボタンでY軸のスケールを変更します。
   ・スケールは保存され、次回も同じになります。

3)データ一覧
  「一覧」をタップします。
   ・1回に100データが表示されます。
   ・前、次ボタンで100データ毎に変わります。
   ・集計ボタンで集計表示に変わります。
    集計したいモードを選択し、開始をタップします。
再度集計ボタンをタップすると、一覧表示にもどります。

4)その他
   ・長時間実行する場合
    −ファイルに保存する場合、空き容量が1KB以下になると停止します。
    −バッテリー動作の場合、「バッテリーがかなり少ない」の状態になると停止します。
    −PocketPCが、測定中は自動的に電源がOFFしないようにしていますが、
     念のためアイドル時間は1分以上にしてください。
     (購入から変更していなければ大丈夫です。)
    −バックライトが一定時間後OFFになるよう設定します。
     (購入から変更していなければ大丈夫です。)
    −測定時ブザーはOFFにします。

    ・パソコンとのデータ同期のとり方
     ActiveSyncの「オプション」で、「ファイル」を選択し、「規則」で
    「常にデバイスの・・・・」を選択します。

    ・現在データファイルの保存は本体メモリーのみです。

    ・データファイルはファイル名を変更しないと追加されていきます。
     ファイルが大きくなると、一覧・ファイル転送などに時間が掛かる為、
     1つのファイルにする必要がない場合は、ファイル名を測定前に変更してください。


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